お隣さんと不仲で外壁塗装の足場を組ませてもらえないときは、不仲になった理由にもよりますが、お菓子をもってお願いにいくしかありません。
間違ってもやっていはいけないのが、塗装業者さんに挨拶とお願いに行ってもらうことです。これをすると話がこじれて、許可してもらえるものも駄目になりかねません。
もくじ
足場を組ませてくれないお隣さんに効果的な魔法の言葉とは
足場のための土地の利用をスムーズに許可してもらうための魔法の言葉は「すぐ外壁を補修しないとおたくに剥がれ落ちてくる恐れがある」です。
つまり、あなただけでなく、お隣さんにもメリットがあるということを分かってもらえるようにすることが大切なんです。
この他にも、外壁の代わりに瓦だったり、理由はいろいろ使えますが、重要なのは、お隣さんにとって今すぐにでもあなたの家の塗装をしてもらわないと困る心境になってもらえばいいのです。
「補修と塗装でしっかり家の修理をして今後、お宅に迷惑がかからないようにしたいんです」という、あくまでも、お隣さんのためでもあるというアピールをすることが大切です。
もちろん、お願いをするわけですから、駆け引きなどはしてはだめで、あくまで定姿勢でお願いをするということが重要なポイントとなります。
ただし、お願いに行けば必ず「いつからいつまで我慢すればいいの？」と聞かれるものです。これについては以下で続けて対処方をご紹介します。
塗装の予定がしっかり決まってからお願いにいくべき
お隣さんに外壁塗装の足場についてお願いに行く前に、かならずやっておくべきことがあります。それは「いつからいつまでで終わるか？」の確認です。
いつからやるか、そしていつまで我慢すればいいかもハッキリしないものには、いくらお隣さんが譲歩する気持ちがあっても、許可なんてできません。
なので、まずは外壁塗装を依頼する業者を選び、仮でもいいので塗装スケジュールを把握しておく必要があります。
この時、いい加減な業者に依頼してしまうと、職人がベラべラと私語をしながら仕事をしたり、足場を組む際に隣家を傷つけたりで「すぐにでも辞めてくれ」というクレームにもつながりかねません。
そうしたお隣さんを不快にさせるリスクを回避するためには、優良業者に依頼することが欠かせません。
でも、優良業者によっては見積もりが安いところも高いところもいろいろあります。
優良業者にも安い業者と高い業者がいろいろあります
もし仮に、評判の良い優良業者を知っていたとしても、そこがあなたの家の塗装を必ずしも安くやってくれるとは限りません。業者によってはスケジュールが混んでるときには高い見積もりを出したり、暇な時期なら安い見積もりを出す傾向があるからです。
なので、あなたが依頼しようとしている時期に、どの優良業者が最も安くやってくれるかをきちんと選ぶ必要があります。
ここを抜かると、同じ塗料や人数で塗装をしてもらっても簡単に20万円や30万円も無駄に高い業者に依頼してしまうリスクがありますよ。
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塗装業者さんには事前に説明をしておくことが必要です
隣家と不仲で、足場を組ませてもらえるか許可が必要な場合には、査定をもらった後の「正式依頼」をする前に、塗装業者さんにはちゃんと説明をしておく必要があります。
もしかすると、「うちは元気な若いのが多くてワイワイ言うから、ちょっとまずいかもしれませんね」と言われる可能性もありますし、「じゃあ、ベテランの職人をいつもより多く入れてクレームがないように配慮させます」と言った、心強い提案をしてもらる可能性もあるからです。
絶対にやってはいけないのは、お隣さんとの不仲を塗装業者さんに黙ったままで依頼することです。何も知らないと、ついうっかり気さくに話かけられてしまったり、どんなクレームの原因となる行為を見せてしまうか分からないからです。
何も伝えておかないと、休憩時間にお隣さんの家のそばで弁当を食べられ、ワイワイと話し声が伝わって、クレームのもとになったりもします。
また、お隣さんの家のそぐそばで、車のエンジンをかけっぱなしで休憩して怒りを買うようなことにも成りかねませんよ。
