外壁塗装は春になると多くの人が「そろそろ頼もうかな」とやる気になってくるものです、冬とは真逆です。これは外壁塗装を考えているあなたにとっては不利にもなる状況です。
外壁塗装の注文が沢山入る状況だと業者は強気な見積もり額が出せるようになるので、普段なら80万円で済む塗装内容が100万円になることだって珍しい話じゃないんです。
でも大丈夫です。たとえ高い見積もり額を出されがちな春でも安く塗装してもらえる方法を紹介しますね。
春に外壁塗装を安くしてもらう方法
春に外壁塗装を安くしてもらうには、まず何と言っても目の前の業者に飛びつかないことです。
そして複数の業者から塗装の見積もりをもらい、一番安い金額を出してくれたところに頼むのが最強の方法です。
この方法は年中いつでも使える方法ですが、肝心なのは自分で近所の数件の塗装屋さんに声をかけるのはダメってところです。
それだとあなたの家の構造と相性が良いかどうかも分かりませんし、そもそも腕の良い優良業者かどうかも分からないことが多いです。
複数の優良業者だけから見積もりをもらうには
複数の優良業者だけから見積もりをもらには、ネットの一括査定を利用する他ありません。
これは車の売却や家の売却でも似たようなサービスがあるので知っている人もいるかもしれませんが、俗に言う「ネットの一括査定」というものです。
大手業者が全国の優良な塗装業者だけを登録している無料のサービスがあり、そこにあなたの家の住所など必要な情報を入力すれば、最寄りの優良業者の数社から査定がもらえるというものです。
これならあちこちに声をかける手間もかかりませんし、同時期に同一条件で公平な見積もりをもらうことができます。
また、見積もりを見て気に入らない場合の断りも査定サービスが代行してくれたりもするんですよ。
外壁塗装は春はオススメじゃないかもしれないエリア
外壁塗装は春はオススメじゃないかもしれないと思うエリアがあります。これは私の体験談から言えることですが、黄砂が届く西日本です。
私が塗装してもらった岡山県にある家ではトタンなどのツルツルした外壁面への塗装に黄砂らしいものが付着をして表面の仕上がりがいつもより荒かったんです。
リシンの吹付け塗装はもともと塗料に砂が混じっているので仕上がり影響がありませんでしたが、トタンなどはツヤが少ない感じでした。
外壁塗装は春の次は秋が需要が高まる
外壁塗装は春に需要が盛り上がった次は秋に需要が高まります。なのでもしも塗装を慌てていない場合には「別に慌ててないから秋でも良いかな〜」と言ってみるのも一つの手です。
業者はいくら注文が多く入っていても、とりあえず依頼は受けて確保しておきたいものなのでのらりくらりと注文をしてくれないお客さんだと焦りを感じるものです。
ただし、もし外壁に亀裂が入っていたり雨漏りをしている状況なら秋まで放置すると夏の台風などで大変なことになりかねません。
とうぜん、業者もそうした弱みの部分はついてきます。
なのでもしも業者から「すぐに亀裂を直して塗装した方が良いですよ」と言われたら「数年前からあの亀裂はあったからこの夏くらいは大丈夫ですよ」と強気な態度を見せてみるのも良いかもしれません。
大切なことは、強気な態度を見せて業者にひるまないことで、塗装を先延ばしにすることではありません。
強気な態度をとりつつも、水面下であなたは複数の塗装業者から査定をもらって一番安く塗装をしてくれる業者に依頼をすることが大切ですよ。