外壁塗装をしてもらっている間もその家では生活をしないといけないので季節によってはエアコンが使えないと大変ですよね。
ちなみに、エアコンは使えるタイミングと使えないタイミングがあります。
外壁塗装中にエアコンが使える時と使えない時
外壁塗装中でもエアコンが普通に使えるケースと使えないケースがあります。
使えるケースが圧倒的に多いわけですが、使えないケースとしては、室外機がある場所を塗装している最中です。
室外機に塗料が付着しないようにカバーを付けるのが一般的で、そのカバーをしている間だけは室外機が発熱したり、空気を排出するなどカバーがある状態では差し障りがあるためにエアコンの利用はできません。
ただし、長くても半日くらいのもので、事前にエアコンはなるべく使いたいという事を伝えてあれば、数時間だけの利用停止で十分にやれるケースもあります。
ただし、事前にちゃんとつたえおかないと、養生(カバー)をする際に、エアコンはずっと使わないままの前提でいれば、塗装完了とともにすぐに外せないような処理もあるので要注意です。
下手をすれば、塗装前の洗浄から塗装の完了日まで7日間や10日間もカバーをする前提で塗装をされる可能性もあります。
外壁塗装の時だけ室外機を動かすことは出来ません
エアコンの室外機と室内機の接続はとても繊細で、下手に室外機を動かすと、エアコンに充填されているガスが漏れてしまい、クーラーを使っても全く冷えないような状況になります。
電気屋さんも塗装屋さんも、エアコンの室外機を動かすことは避けたいとおもっているので、「邪魔にならないところに動かしてほしい」なんて希望は取りません。
通常は、エアコンをほんのすこしだけズラし、ズラした隙間から外壁への塗装を行うのが一般的です。
外壁塗装中は通気口は使えないと覚悟しておくこと
家によっては外壁に穴が開いていて通気口が完備されていることもあると思います。
でも、この通気口から塗装の臭いが入ることがあったり、通気口そのものに塗料が付着することを防ぐために、ほとんどの場合、通気口は養生(ビニールでカバー)をしてしまいます。
なので、仮に室内でエアコンを使えたとしても、通気口は使えないと思っておいたほうが無難です。
夜間や早朝だけならエアコンを使えるようにしやすい
もしも希望があれば、夜間や早朝だけエアコンを使いたいという希望は簡単に通りますよ。
なぜなら、外壁塗装の作業はだいたい17時には終えるもので、その際に、換気口や室外機だけなら養生シートなどを剥がしてから帰ってもらいやすいからです。
次の日の朝、作業を再開する前に必要な箇所だけ養生作業をしてもらえれば十分に対応ができます。