外壁塗装で防水工事をしてもらうには経験豊富な職人がいる塗装屋を選ばないとお金を捨てることになります。
特に、鉄筋コンクリートの建物の場合などは、職人の腕によっては何回やり直してもらっても雨の侵入を防げないことも珍しくはありません。
それだけ防水工事というのは奥が深くて、使う塗料の種類だけでなく、建物の構造を見て、防水が弱そうな箇所を見抜く確かな目まで求められるんです。
防水工事の場合、業者は正しい選び方をしないと、50万円や100万円をつぎ込んでも1ヶ月もしないうちに雨が染み込んできますから注意が必要です。
外壁塗装で防水工事を得意な業者の選び方
外壁塗装で防水工事を得意としている業者をどうやって選ぶか?これが成功するかどうかを100%左右します。
そんな難しい選び方を簡単にしてくれるのがネットの一括査定を利用する方法になります。
ネットの一括査定に加入している塗装屋さんは、防水工事が得意な業者も沢山含まれているので、そうした防水工事を伴った外壁塗装の見積もりも簡単に集められます。
あとは、集まった査定のなかで最も安い業者を選べば、確かな技術と安さの両立ができるようになるわけです。
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よくある間違った外壁塗装業者の選び方
よくある勘違いが、「地元で数十年もやってる老舗の塗装屋だから大丈夫」など、塗装屋が長くやってるというだけで選んでしまうというものです。
塗装屋さんも勤め人ですから、ある程度の年齢になると退職したり、独立したり、他の塗装屋に引き抜かれるなどいろいろあります。なので、いつまでも同じ塗装屋さんにずっと腕の良い職人さんがいるとは限らないんです。
また、外壁塗装の職人さんのなかには「塗る専門」に近い人が多く、防水工事についての知識や経験がある人はもともと少ないんです。
外壁塗装で防水工事に使う塗料はいろいろありますが
外壁塗装で防水工事の際に使う塗料はいろいろありますが、概ねどこのメーカーを選んでも大差はありません。
なので、Aという塗装屋が日本ペイントで、Bの塗装屋が日本特殊塗料の製品を使っている場合でも、別に「塗料メーカーが○○だから良い」という選び方はしません。
それよりも肝心なのは、先程もお伝えしたように、防水工事を熟知している職人さんがちゃんといる塗装屋さんを選んでおくことだけです。
塗装屋のなかには悪徳業者や、そこまでいかなくてもいい加減な営業マンがいるところもあり、うっかりそんなところに声をかけてしまうと、防水工事に慣れてる職人がいなくても平気で引き受けてしまわれたり、悪気はなくても、ちゃんとした施工ができずに何度もやり直してもらう羽目になりかねません。
私の友人が築20年の中古の3階建鉄筋コンクリート住宅を購入した後に、近所の塗装屋さんに防水工事を兼ねて外壁塗装をしてもらったことがありますが、その際に、屋上部分の防水処理が上手にできなかったようで、3回もやり直してもらっていました。
2回目も3回目も無料で部分的にやり直してもらったそうですが、3回目で完了するまでに実に1年がかかっています。
どうやら、その業者にはもともと防水工事が得意な職人がいなかったようで、通常は木造住宅の屋根と外壁の塗装などを主に受けていたんだそうです。最初からちゃんと業者を選んでおけばよかったと後悔していましたよ。