家の塗装をしてもらうのに、平屋でもない限りは通常は足場がどうしても必要となります。査定を貰ったところ足場代金が思ってたよりも高くて驚く方も多いんじゃないでしょうか。
そこで、家の塗装時の足場代を少しでも安くしてもらえる方法がないか紹介してみたいと思います。
これを知らずに塗装屋さんを選ぼうとすると、ごく普通の一軒家の外壁塗装でも簡単に20万円や30万円も大損しかねません。注意してくださいね。
足場代を少しでも安くしてもらう3つのコツ
足場代を少しでも安くしてもらうには、無理やり値引きを要求してもまず意味がありません。
むしろ、無理に値引を要求して勝ち取ったつもりでも、下手をすれば塗料の質をダウンされていたり、安上がりに仕上げられても気づかないので最終的に損をするのはあなたになるかもしれません。
そこで、無理なく費用を安くしてもらうために有効なのが以下の3つになります。
- 木材の足場を使える業者を選ぶ
- 自前の足場材を持ってる業者を選ぶ
- 塗装の時期を業者任せにする
まず、足場に木材を使える塗装業者なら鉄の足場を組むよりも安上がりになる可能性があります。
(ただし、木材の足場は地域によっては2階建てまでの高さだと定められている所もあり、さらに場所はによっては2回建てでも鉄製の足場でないと許可が下りない自治体もあるので注意が必要です。)
次に、足場を自前で用意しているか?それともレンタル品の足場を利用しているか?も重要です。多くの塗装業者は足場をレンタルしているので、その場合には安くしてもらうのは難しいです。
でも、自社で足場を持っている業者なら値引交渉が通りやすかったり、最初から出てくる査定が他社よりも安い場合が多いんです。
最後に、時期を業者任せにするという手があります。塗装業者はスケジュールをみっちりと無駄なく組んでいますが、なかには急に仕事にキャンルが入ることもあります。
その場合、「いつでもいい」と言ってくれているお客さんがいれば、抱えている職人を無駄に遊ばせることもないですし、足場をレンタルしてる場合にはレンタル費用も無駄にならないので業者からすれば大助かりです、
なので、何かあったときの保険代わりとして仕事を受けることができるので、多少安くしてでもありがたいお客さんになることができますよ。
塗装が必要な屋根なら外壁とタイミングを合わせる
もしも屋根材も定期的な塗装が必要な場合、数年程度のズレでバラバラに足場を組むくらいなら、少々タイミングが早くても外壁塗装と屋根の塗装は一緒にやってもらうに限ります。
単純に足場代の出費が1回分少なくなるので、それだけで20万円や30万円も安くすることができるんです。
たまに、いい加減な業者などは「まだ屋根は早いですよ」などと適当なことを言って、作業を2回に分けて足場代でもちゃっかり稼ごうとするところもありますが、まとめてやってもらうことで、そんな悪徳業作のテクニックにうっかり陥ることも防げますよ。
※屋根塗装にスプレーを使う場合、飛散防止の養生シートで家のまわりを囲いますが、これも費用は馬鹿になりません。外壁塗装とタイミングを合わせれば、まとめて作業ができるのでやはり安くすることにつながります。
太陽光工事など屋根に上る工事と外壁塗装のタイミングを合わせる
近頃は築10年や20年の家に、後から太陽光発電のシステムを乗せる家庭も増えています。この場合も外壁塗装と同じように足場を組む必要があります。
この時、塗装業者と太陽光発電の工事業者に話しをすれば、同じ足場を使ってもらえる可能性もあります。できれば、塗装業者に相談をして塗装屋さんの紹介で太陽光発電の工事を手配するのが話が早いと思います。
まとめ
- 外壁塗装の足場は下手に値引要求すると塗料の質を落とされるなど損に繋がることも
- 足場代を安くしてもらうにはコツが3つある
木材の足場を使える業者を選ぶ
自前の足場材を持ってる業者を選ぶ
塗装の時期を業者任せにする
- 屋根の塗装や太陽光発電の工事と外壁塗装のタイミングを合わせると得になる