家の外壁に沢山のひび割れがある場合、通常はその亀裂に外壁専用のコーキング材を塗り込み、その上から塗装をしますが、数十万円もの塗装費用をかけたのに効果が数年しか持たないこともありえます。
まずは、家の外壁にはいってる亀裂が、何が原因で発生しているものかを判断しないといけませんが、ちゃんとした腕の良い塗装業者ならその原因はすぐに分かるので、正しい対処方法を教えてくれます。
ただし、業者選びを適当にしてしまうと、亀裂の原因が分からなくてもそのまま塗装をしてしまう恐れがあり、結局、お金が無駄になってしまいます。ご注意ください。
家の外壁に亀裂が多く発生する主な理由
- 築20年や30年の場合には外壁そのものが老朽化している
- 家を増改築したことで壁に負荷がかかっている
- 地盤沈下で家に傾きが生じてきている
- 家の老朽化によって傾きが生じてきている
どのパターンも多いんですが、いずれの場合も家の傾きを人為的に止めることはほ不可能です。ある程度まで傾けば通常はそこで止まるので、一定期間を過ぎればそれ以上に亀裂が長くなることも、新しい亀裂が発生することもまずないはずです。
でも、いつ傾きが止まるかなんて誰にも分かりません。数年先か10年先かも分かりませんので、何も対処をせずにこのまま放置をしていると、亀裂から雨水やシロアリなどが家の中に入りこみ、着実に家の寿命を短くしてしまいます。
なおで、できればすぐにでも外壁のコンディションを良い状態にしてあげる必要があります。とは言え、亀裂が収まるのがいつか分からないのに、無駄に塗装工事をしてもらうのもお金を捨てるようなものなので乗り気になれませんよね・・・。
大丈夫です!過去に私がとったとっておきの対処方法があるのでご以下で紹介します。
亀裂が次々と入る家の外壁は塗装よりもサイディング工事が良い
塗装の場合には、外壁の表面に薄い膜をはるだけなので、外壁を強化することにはなりません。それに、塗装した面に新しい亀裂がすぐに入る可能性もあり、1本でもまともな亀裂が入ればハッキリ言って塗装の意味なんてまるでなくなります。
そんな場合、今ある外壁の上に、新しい外壁材を貼り付けるサイディング工法による修繕ならほぼ完璧です。
外壁を貼るといっても、タイルを貼るような大掛かりなものではなく、ガルバリウム鋼板のようなオシャレな鉄板の外壁材を貼り付けていけば工事も簡単だし、家の見た目もいっきにオシャレにもなります。
それに、何と言ってもガルバリウム鋼板は錆びない材質として有名なので、工事をして貼ってもらったらその後はマメに塗装をするような必要はなくなります。
ガルバリウム鋼板なら軽くて施工もしやすく色も選びやすい
(このように凸凹のあるガルバリウム鋼板を使った家が増えてます)
ガルバリウム鋼板は最初に色見本で選ぶことができるので、貼りつけをした後に塗装をするような手間もかからないんです。
通常、どれだけ亀裂が入りまくる外壁でも、ガルバリウムを全面に貼り付けてしまえば、ガルバリウムの下で亀裂が増えるだけの事なので何の問題も発生しないんです。
例え亀裂が沢山入っても、すでにその部分は家の内部構造となっているので、雨水や外注の心配すらなくなります。
塗装をしてもらうにしても、ガルバリウムを貼り付けてもらうにしても、足場は同じように組みますので、後は塗装の料金と、ガルバリウム張りをしてもらう場合の工賃との違いだけになってきます。
もしも近い将来に家を売ろうかと思っている方で、家の築年数が20年を超えているような場合には、ガルバリウムで今風の見た目にするだけでも家の売れ行きはまるで違ってきます。
それだけ、一気に今時の新築の家のようなオシャレな見た目に返信するんですよ。