屋根材の瓦やスレートが剥がれているため雨漏りをしている場合など、とにかく早く修理をしたいという時こそ注意が必要です。
良心的な業者なら大丈夫ですが、うっかり悪徳業者などに声をかけてしまうと「早く直したい」という部分につけこんで高い見積もりを出されてしまいますよ。
もくじ
大至急な姿勢を見せると高額な修理費用になりがち
これはどこの業者にも言えることですが、基本的には「大至急」でやってほしいなど、他の家の塗装スケジュールを変更してまで対応しないといけない仕事はそこそこ割高な金額を求めてくるものです。
そこで必要となるのが複数の塗装業者からの査定をもらい、きちんと相場額を把握することです。
相場が分かれば、異常に高い査定を出してくる業者を避けることができますし、最安値でやってもらえるところも見つけやすくなります。
それに、どこが最短日程でやってくれるかも分かるので、日にちを優先して選ぶか?金額を優先して選ぶか?あなたの好みに合わせた選び方ができますよ。
屋根の雨漏り修理は得意な業者と苦手な業者があります
屋根からの雨漏り修理は経験やセンスなどその人の腕前にかかっていて、新しい屋根材があれば誰でも簡単に修理ができる単純なものではありません。
例えば、屋根を全部張り替えるような大規模修繕をすればどこの業者がやっても綺麗に直りますが、めくれや剥がれや割れなどの、屋根の一部の修理をすることは、修理が必要ない部分と上手に折り合いをつけて直してあげる必要があるからです。
「家の近所の業者だから」とか「看板を見た」とか「CMを見た」という何となくな理由で選ぶと、高いお金を払ったのに雨漏りが治らず、再び別の業者に依頼するような2度手間になりかねませんよ。
でも、大丈夫です!今はネットの無料サービスを利用すれば、あなたの家の雨漏りをきちんと直してくれる業者を見つけることも簡単ですよ。
屋根からの雨漏りは腕の良い業者を選ばないと終わらない
私自信も過去に経験がありますが、屋根からの雨漏りって腕が良い業者をちゃんと選ばないとホントに何度やり直してもらっても止まりません。
小降りくらいの雨なら、腕の悪い業者が直してもすぐに雨漏りを再発することはありませんが、問題は、台風やゲリラ豪雨などの物凄い勢いで雨が降る場合です。
物凄い雨の量が降ると、いったんは雨漏りが直っていたと思ってた箇所から、それこそ凄い勢いで水が入ってくる事が多いんです。どうせなら、普段の小振りな時からじわじわ雨が入ってきてくれる方が、すぐに気が付けるし、対処するにも少ない雨の時ならわりと簡単です。
でも、下手な業者だと中途半端に直せてしまうので、雨漏りを再発した時には取り返しがつかないくらいの大量の水が何時間にも渡って延々と流れ込んでくることになります。
腕の悪い業者が直した雨漏りは更なる悪化を生みます
(柱の雨染み)
腕の悪い業者には何度直してもらっても意味がなくて、下手すれば数年間にも渡って家に雨染みができたり、天井や壁、床材などが目に見えない部分で腐食が始まってきます。
それに気づいた時は、すでに雨漏り修理の費用よりもずっと大きな室内補修の費用がかかるようになるものです。
私の場合、天井と壁の上部についた雨染みに対処しようと壁紙の張替えを手配しましたが、残念ながら、壁紙の下地となる石膏ボードが度重なる水の浸透でボロボロになっていて、石膏ボードの張替えからのリフォームとなりました。
また、別の建物では、木の柱を伝った雨ジミで見た目が悪くなり、すっかり室内の印象が悪くなりました。こればかりはどうしようもありません。柱や天井の木部はそれ自体を交換しないと見た目を綺麗にできないので、恐らく5万円や10万円なんてものでは予算が足りません。
もちろん、雨漏りがホントに綺麗に止まっていないと、柱を交換までしても、すぐに雨漏り再発で雨ジミができたら何の意味もありませんよ。