もしあなたの家が塗装をしようかどうか迷っている時は、隣近所に空き家や草むらがあるかどうかも判断の材料となります。
なぜなら草むらや空き家からはシロアリ飛び立ちやすかったり、害虫が増えているケースが多いからです。
もくじ
外壁塗装と家の隙間には大きな関係があります
外壁塗装と聞くと、単なるペンキを塗ることだけだと思われるかもしませんが、実はそんな単純なものではありません。
外壁塗装の際には、家の傾きや外壁材などの劣化などによって壁に亀裂が入っていたり、壁材のつなぎ合わせ部分に隙間が空いていないかを確かめる作業でもあるんです。
なので、隙間が空いてる場合には、当然、最初の下地処理の段階で専用コーキング材を使ったり、ネズミが入れそうな穴や隙間があれば、発泡ウレタンを入れて隙間をガッチリと塞いでくれます。
これを知らずに、塗装はまだ色あせてないから大丈夫だと判断し、塗装のタイミングを数年遅らせてしまうと、その間に、シロアリやその他の害虫、ネズミなどが入ってきて、あなたの家は目に見えない部分からどんどん劣化が進んでしまいますよ。
家の外壁に発生した隙間は素人では確認できません
家にできた隙間をチェックすることは、素人ではまず無理です。なぜなら、通常なら足場を組まないと間近で見れないような高い部分なども本職なら双眼鏡など使うことで決して見逃さないからです。
また、熟練の職人でないと些細な亀裂を見つけることはできませんし、今後、すぐに大きな隙間になりそうな小さな隙間なども見事に見つける目を持っています。
外壁の隙間や亀裂を見つけてくれる腕が良くて誠実な業者はどうやって探す?
一般的には、地元で有名な業者など口コミの評判が良いところなどを選ぶのが無難だとされています。もちろん、それならかなり安心できる選び方になります。
でも、外壁の修繕や塗装をしてもらうには50万円や100万円といった大きな出費になりますから、できればなるだけ安くやってくれるところが良いですよね?
そこで、今の時代はネットから簡単に外壁塗装の査定をもらえる無料サービスがあるので、まずはそれを利用して、2~3社のめどを付けることができます。
ネットの査定サービスに登録されている業者というのは、事前に厳しい審査をクリアした優良な業者だけが登録されているので、利用した時点で、悪徳業者などにひっかかる可能性は無くなります。
次に、複数業者から査定をもらえるということは、全社がバラバラの金額を提示してくることから、その中で安い業者も見つかる事になります。
最終的には、集まった複数業者の査定額のなかで最も安い金額の業者に家を見てもらい、正式な査定額を出してもらうのが最も無難な選び方になるんです。
隙間の原因が分からないような塗装業者に任せると大変
腕の悪い塗装業者の場合などは、とにかく目先の仕事さえ受けられればいいと思っているので、どうしてその隙間ができたのか?まで調査をすることはないですし、説明も曖昧なままです。
でも、ちゃんとした誠実で腕も良い塗装業者なら「地盤沈下が原因で家が傾いているから」とか「使ってる外壁材の経年劣化」など、適切に原因を説明してくれます。
当然、原因によっては隙間を埋めて塗装をしただけでは根本的な隙間の対策にはならないので、1年や2年のうちにまた隙間が広がってくる恐れもあります。なので、まともな業者なら「塗装する前に家の傾きを治すべき、今回は応急処置くらいが安くておすすめですよ」など、親切丁寧に対応をしてくれます。
まちがっても、適当に選んだ1社にいきなり依頼なんてしないでくださいね。ちゃんと誠実か?腕が良いか?など、信頼できるところかどうかを確かめてから依頼しないと、何十万円もかけて塗装してもらった作業が全て無駄になるリスクがありますよ。