今回は、熊本県にお住まいの40代の男性の外壁塗装の体験談です。
昨年に、親が住んでいた実家（隣街）の2階建て住宅の外壁塗装（部分的な塗装）をしてもらった際のお話です。今の時代では決して珍しくはないと言われる「部分的な塗装」をされたようです。
もくじ
親の家の外壁塗装をしようと見積もりをとったらびっくり
あるとき、親から「南側の道路に面した外壁に亀裂が入ってるから治そうと思う」「誰か知り合いに業者とかいないか？」と相談されました。
相談をされても私にはそういった業種の知り合いがいなかったため、地元でわりと有名な塗装業者に電話をして査定を出してもらうことにしました。
査定内容は、最低限の亀裂箇所の補修と塗装、それに、全面の外壁塗装の2種類の査定です。驚いたのは全面塗装をしてもらったら130万円にもなるという金額で、最低限の亀裂補修と南面だけの塗装でも30万円になるという結果でした。
父が言うには、以前は母の親類の塗装屋さんがやってくれてたのでもっとずっと安かった。でも、塗料とかは任せてたので何を使ってたかは知らないという話でした。
父も「前は全部やってもらっても70万円もしなかったぞ」とショックなようで、とてもすぐに塗装をしようという感じではありませんでした。私も娘が2人とも私立中学に通っているので資金援助ができるわけでもなく「もっと安いとこ探そう」といったんはその業者に査定後に断りをいれました。
断りを入れた際には気持ち良くOKしてくださり、しつこく「塗装した方が良いですよ」みたいな営業がなかったのは幸いでした。
複数社から見積もりをもらったけどどこも予想より高額でショック
その後、タウンページを見て査定を頼めそうな塗装業者を3社選び、土曜の朝に1社、午後に1社、日曜の朝に1社とバッティングしないように来てもらいました。
でも、結局出た査定額は最初にもらった1社目とほとんど同じで安いプランだという「南面のみの補修・塗装」でも28万円というものでした。
結局、台風シーズンも過ぎていたこともあり「そのうちでいいか・・・」と、いったんは全てに断りを入れようと思ったところに、そのうちの1社が、「亀裂部分だけなら足場を組まずに補修と部分塗装が15万円でできる」と提案をしてくれました。
そして「15万円でひとまず応急処置をしておけば、家全体の塗装は5年くらいは先に伸ばしても家の寿命を縮めない」「次回の塗装時には補修箇所が減るのでその分だけ少し安くもなる」と言う内容でした。
部分塗装をして大がかなり塗装を避けることで対処
15万円で家の寿命を縮めることなく、しかも、数年先まで家の塗装の問題を先延ばしができるというのは予算で迷っていた私達親子にとってはものすごくありがたい話でした。
すぐに、その業者さんに部分的な補修と塗装をしてもらいました。ちなみに、面積は50平米で、塗装10万、下地処理で2万・補修で3万円だったと思います。
今思うこと
家の塗装は定期的にかならずやらないと行けないものなので、毎月1万円を積み立てていくのが理想的だと思いました。
これだと年間12万円、10年後には120万円は貯まることになるので、塗装をしてもらうのにほとんど支払いの追加出費は出なくなる計算となります。
ただし、私はこれからも夫婦で賃貸マンション暮らしの予定です。父のように戸建てを持つと塗装や修繕などにお金がかかるし、そのうえ、固定資産税などもかかるのがもったいないと思っているからです。
なお、実家はまだ築25年なのでいずれ近いうちに塗装をする必要があります。なんとか、安くできるシーズンや業者などを探して、予定だけは立てておくべきかな・・・と思ってます。
