アパートの外壁塗装と入居率には大きな関係があります。
私は地方都市で中古アパートを購入して大家業もしているんですが、つい最近この話題になったんです。
全員一致したのは、塗装をして物件の見た目がきれいになったら、仲介の担当者がやたら内覧を連れてくるようになったという話です。
結果、どの物件でも塗装によって綺麗になったアパートは入居率アップをしていました。
もくじ
アパートの外壁塗装をしたら内覧が増える理由とは
自分たち大家だけで話をしててもはっきりしないので、いつもお世話になってる○パマンショッ○の担当さんに電話で聞いてみました。
と、ざっくりまとめるとこんな答えでした。
不動産屋さんの担当さんは、一度に内覧で連れていける物件数が時間的にも限られいるので、できれば効率良く、2~3物件目で決めたいところなんだそうです。
なので、最初にそこそこの物件を見せておいて、2~3物件目に塗装したての綺麗なアパートを見せると、契約率がすごく良くなるという昔からのよくあるパターンで契約に持っていってることが多いとか。
外壁塗装されてキレイな外観を見た瞬間に心は決まってるとか
もちろん、外壁塗装だけしかしてないので、内装などが特別に変わるわけじゃないですが、人は外観を見た瞬間にすでに「ここに住みたい」とワクワクしているんだそうです。
逆に、最初に外観の印象が古めかしい感じで良くないと、内装がそこそこキレイになってるくらいでは印象が弱くて契約は難しいという話も聞きました。
内装も外観もキレイなほうがもちろん良いそうですが、意外とどこの大家さんも壁紙とかフローリングばかりに注意して、建物の印象を甘くみているそうです。
たしかに、私のまわりの大家さんの物件を見てても、内装は常にキレイにリフォームしているけど、外壁塗装などは20年近くしてない人もたくさんいますね・・・。
アパートの外壁塗装は同エリア内で先にやったもん勝ち
どこのエリアでもそうだと思いますが、アパートの入居率が当たり前のように100%というのは部屋あまりの今の時代、よほどの場所でないと存在してません。
例えば、とあるエリアで、これから入居をしようとしている人が100人いたとしたら、そのエリアでの空室数は150室はあるくらいだと思います。
つまり、50室は空室のままになるということです。
そこで、外壁塗装の話に戻しますと、よその大家さんが外壁塗装をしてない中で、あなたのアパートが先に外壁塗装をされてきれいになった場合、まずあなたのアパートの空室から埋まりやすくなるのはすごく自然な流れだと言えます。
大きなマンションなら塗装費用に数百万円かかることもあるので大変ですが、2階建てなどのアパートなら100万円なんてかからずに済むケースも多々あるわけです。
数十万円なら数人の入居者が入っただけでも1年で十分にカバーできますよね?
他のアパート大家に先に外壁塗装されると危険です
ここで塗装を後回しにして空室のままでいれば、そのうち、他の大家さんに塗装をされてますますあなたの空室は長引くリスクが増大してしまいます。
まずは、いくらで塗装ができるか?金額を知るところからはじめてみてください。
外壁塗装されてきれいになると、入居者の満足度も高くなるので、退去率も下がる傾向もあるくらいだし、アパートも長持ちするし、売却するにも売れやすいしで、損は何一つありませんよ。