外壁塗装には見積術ともいうべきテクニックがあります。
これを知らずに家の外壁塗装をどこかの業者に依頼してしまうと、大損をする確率が非常に高くなるので絶対に注意してください。
もくじ
これが外壁塗装 見積術 テクニックです
- 見積り査定は複数の会社からもらうこと
- 信頼できる優良業者だけから査定をもらう
- 使う塗装の種類によって金額が変わることを知っておく
見積り査定は複数の会社からもらうこと
まず1つめですが、見積り査定をもらう際には、1社だけからもらってそのまま決めるようなことはせずに、必ず5社くらいからはもらうようにしてください。
塗装業者によっては、たまたま他所でキャンセルが出て職人が暇をしているなんて事もありえるので、そうしたところからタイミング良く見積りをもらえれば、相場よりも10万円や20万円も安く塗装してもらえる事も珍しくないからです。
それに、あなたの家の場所と、今受けている家や次に受ける予定の家が近い場合なども、足場材の移動などがラクになるので、値引をしてくれやすくなる傾向があります。
優良業者だけから査定をもらう
塗装業者には誠実な業者もいればそうでない業者もいろいろと存在します。一見すると分かりませんが、過去に私が体験した酷い業者の場合だと、見えない部分に注文と違う色を使われたり(うっかりだと言ってましたが、おそらく他所で余ってた塗料だと思います。)、塗料のグレードを低いものにされたりと、依頼主であるあなたには分からない部分で利益を増やそうと何をされるか分かりません。
こればかりは、最初に業者を選ぶ時点で誠実なところを選んでおくしかありません。途中でキャンセルをしてもいろいろとお金で揉めることになりがちです・・・。
塗装の種類によって金額が大きく変わることを知っておく
外壁塗装に使う塗料の耐久性は、安価な塗料だと耐久性が10~15年ほどですが、高額な塗料なら20~30年は耐久性があります。
もしも高額な査定を業者が出してきたとしても、その塗料が「どんな塗料なのか?なぜその塗料なのか?」を知ることで納得できる理由の場合もあります。なので「高いからダメ」と決めつけていては、優良業者を避けてしまう恐れもありますよ。
塗料は、大きくわけると5種類ほどに分けることができ、安価なアクリル系から高額な光触媒塗料などがあります。そして値段の違いは安いものと高級塗料では2倍ほどの大きな値段の違いがあります。
通常、高級塗料として知られる光触媒塗料などは新築並の物件で使わることが多いんですが、足場を組むのに割高な立地・構造だったり、お隣さんの敷地に足場を組まさせてもらう必要がある家などの場合には、頻繁に迷惑をかけないように、耐久性が30年ほどある高額塗料を勧めるケースもあります。
見積り術の内容を全て実行できる簡単な方法があります
見積り術にある「複数社から査定をもらう」「優良業者だけ使う」「塗料により値段が違うことを知っておく」という、これらを何の苦労もせずに全てカバーできてしまう方法があります。
それは、ネットの査定サービスを使えばいいだけなんです。
外壁塗装の査定サービスを使えば、家の外壁の面積などおおよその情報を入力するだけで、大まかな塗装費用の査定を複数社からもらうことができます。これで最初の1つはクリアです。
そして、査定サービスには優良業者しか登録されていないので、見積りが届いた時点で、実は見積り術の2つ目もクリアしていることになります。
最後の3つ目の塗料についてですが、これも実はすでにクリアしています。と言うのは、優先業者だけを利用できているということは、塗料についても丁寧に説明をしてもらえるからです。
世間には、地域で長く独占状態で商売をしてきているところもあり、そうしたところは、ライバルがいないので割高な料金で査定を出してくるところも多いですが、査定サービスなら、もともと複数社から査定を集めていることは承知の上なので、当然、高い査定なんて出してくるワケがありません。
あくまでも適正な価格やライバルに負けないように頑張って安い査定をくれる可能性が高いんですよ。